田舎暮らし日記

ポルトガル2

そしてやって来たのがナザレ。
海です、目の前には大西洋が広がっています。
やっぱり海が見えるとなぜかうれしくなっちゃう私です。
ヨーロッパに出かけても海の見えるきれいな景色のところでお茶する。
これがやっぱりいちばんです。
機会があったら大西洋も潜ってみたいなあ~。
どんなお魚が見えるのでしょう?

ここが漁業の町ナザレです。
下に見えるのがプライア地区で、この写真は山の上の展望台から撮影しています。

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ここが上の写真を撮影した展望台とメモリアル礼拝堂

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空にはこんな鳥が飛んでいました。
さてこの鳥は何でしょう?(笑)
なぜ鳥かって?
せっかくのデジイチですから、こんな写真も撮れるかな?って・・・。
それが撮ってみると撮れたんですよね。
これぞデジイチならではでしょうか?
まあ前のコンパクトデジカメじゃあ写す気にもならなかったことでしょう。
これで動くお魚の写真も撮れるかな?
でもこの撮影モードは水中で使えるのだろうか?(笑)

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山の逆側の方に歩いて行ってみると、そこにはこんな風車が・・・。

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4日目の観光もとうとう終わりです。
ここからリスボンに向かうのですが、この下の写真は途中で寄ったカステラ屋さん。
私は知らなかったのですがカステラもポルトガルからの伝来品なんですってね。
長崎カステラって言うぐらいだから、私はすっかりカステラの発祥地は長崎かと思ってました。

この写真のお店でカステラの原型、パン・デ・ロー(と言うそうです)と紅茶を頂きました。
どんなだったかと言うとカステラと言うよりケーキと言う感じかな?
あ~、写真に撮って来れば良かったな。
カステラにメープルシロップをかけたような?甘い甘いケーキ風のカステラでした。
甘い物大好きな私にはとっても美味しかったです。

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そして旅も5日目、この日の午後ぐらいから、とうとう天気が少しずつ崩れて行くのでした。
と言うことで、午後から行く予定だったロカ岬に先ず行くことに・・・。
ここは風が強く、雨が降るともう目も当てられないような観光になるらしく急遽の変更。
でもそのお陰でまだ青空の残るロカ岬を観光できました。

ロカ岬

ここはユーラシア大陸の西の果て、この写真の石碑がポツンと建っています。
写真では分かりませんが、この石碑の先端は断崖絶壁。
かなり強い風に吹き飛ばされそうでした。
ここに行くと、「最先端到達証明書」を発行してくれます(もちろん有料ですが・・・)。

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岬に立っていた看板(上の写真の左側に見えてるやつです)。
Rocaと文字が入っていたので、すかさず記念撮影。
この岬ではこんな植物や鳥が見られますよ・・・みたいなことが書いてあるのでしょう。

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灯台の見える景色

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素敵な景色、と思って上の写真を撮ったらこんなアズレージョが・・・。
ロカ岬にあるおみやげ屋さんの壁にあったんですけどね。
上に撮った写真と同じ景色、って気付いたのは実は家でパソコンの画像を見てからです(笑)。

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ちょっと曇り空になってしまい残念なんですが、海の色もとってもきれいでした。

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次にやって来たのはシントラ。
ここは王宮を中心として、貴族やお金持ちの別荘が点在している町全体が美しい景観と言うことで世界遺産に登録されているらしい。
確かに町全体はとても趣のあるきれいな景色だったんだけど、どうも今一つ写真に撮るいいポイントが見つからない。
ガイドブックとかの写真はどうやら隣りの山からとか、町全体を見渡せるような場所からの撮影のようだ。

シントラの町並み

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シントラ王宮

ここが入口なんだけど、かなり地味な感じ。
表に座り込んでいるのは遠足の子供達。

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シントラ王宮の前の広場に立つクリスマス・ツリー

隣りの4階建ての家より高いクリスマスツリーは20メートルぐらいはあるのかな?
ここは夜にライトアップされた町を見に来るときれいかも知れない、残念!

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シントラの町で見たお土産物屋さんの写真です。
なかなかかわいい感じだったので、ちょっと入って見ました。

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ポルトガルのお土産物屋ではこう言う感じの陶器が多い。
後ここには写ってないけど、文字や数字のアズレージョ(装飾タイル)もとてもかわいい。
こう言う素敵な装飾タイルが似合うお家に住みたいな!

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思わず目を引いたヒマワリの柄のお皿。
そう、私はヒマワリがとっても好きなのです。
私は食器とかは意外に好きなのですが、今でさえ一人住まいとは思えない食器の量。
やはり買うのは止めておきました。

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そして午後はリスボンのベレン地区観光。
ツアーで連れてって行ってもらえるリスボンの観光はこの日で最後である。
ところがリスボン市内に入ってくると、もう今にも雨が降りそうな空の色。
あとちょっと、なんとか天気がもって欲しいんだけど・・・。

ジェロニモス修道院

修道院の観光もこれで最後、とても大きな修道院だった。
前を走ってるのは観光専用バス?
写真を撮っていたらたまたまやって来た。

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ジェロニモス修道院の中庭と回廊。
写真では分かり難いが、この回廊はその石の彫刻がすごい。
細かい柄が入り整った感じである。

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ベレンの塔

とうとうポツリポツリと雨が降り出した。
バスから降りて、慌てて写真だけ撮って退散。
この塔はその昔、船の出入りを監視するための要塞だったそうだ。

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ベレンの塔から見たテージョ川の景色。
左側に見えるのが、これから行く発見のモニュメントである。

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発見のモニュメント

リスボンのシンボルと言えばこれ?
行った人の写真には必ずや写っているのが、この発見のモニュメント。
どうしてもその見た写真が青空をバックに・・・と言うものが多かったので、いい天気の日にカメラに収めたかったがそれどころではない。
とうとう雨が本降りになりだした。
一眼デジカメを濡らしてはいけないと思い、もう写真をゆっくり撮っている場合ではない。
慌てて撮って来たのがこの写真である。

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う~ん、残念!
ここはもっときれいに写真に撮りたかったな。
でもこの発見のモニュメントのある場所は、想像とは違いテージョ川のほとり。
実は海のそばをイメージしてたのは大間違い。
対岸にはなんだか煙の出てる煙突のある工場みたいなのが見えていたのであった。

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観光最終日、天気は下り坂、とうとう雨が降り出した。
でもまあ今までの天気はかなりラッキーだったし、ポルトガルの観光もかなり満足していた私なのであった。
明日の最終日は1日中フリー。
オプショナルツアーでエボラに観光に行く人たちもいらっしゃる様だが、私は相変わらずの行きあたりバッタリ?
まだこれと言って何にも決めていない。
まあ何時ものことだが、お天気次第で明日朝考えることにしようっと。
天気が良ければもちろんリスボン市内を歩き回る、まあそんなとこだろう。
明日は天気になるといいなあ・・・もちろん天気予報は雨時々曇りだそうだ(涙)。

とうとうポルトガルツアーの最後の日となってしまいました。
旅行6日目、今日はリスボンで丸1日のフリーです。
前夜からの雨、とりあえず朝7時起床。
カーテンを開けてみるとやっぱり・・・どんよりと暗い空、雨がかなり降っています。
あ~あ、やっぱり雨だ。
朝早く起きて出かける気も失くした私はまたベットに・・・もう一度寝直しました。

でも一時間後、8時にまた目が覚めて窓から外を見ると・・・なんと青空が見えてるじゃあないですか!
やった~!雨が止んでる!
やっぱり私はツイてるのね!と、即座に起き上がって仕度を・・・。
レストランに行ってバイキングの朝食を食べようとすると、目の前に一緒のツアーの食事の友(いつの頃からか食事の友が出来ました)が並んでるじゃあないですか。
と言うことで、その関西の女性と今日は一緒に観光に行くことになりました。

実は私一人で観光に行くと、すぐに歩き疲れてお茶屋さんにいる時間の方が絶対長い?(笑)
普段はそんな私なのですが、その日はその元気いっぱいパワフルな彼女のお陰でリスボン市内を散々歩き回り、あちこちの乗り物に乗りまくりました。
元気を分けてもらえてありがとう~!
そしてちょっぴり楽しみにしていた関西人とのふれあいも?(笑)
とっても楽しかったです。

さて先ず乗りに行ったのはサンタ・ジュスタのエレベーター。
これは街中にある、見た目はちょっとせこいただのエレベーターなのですが、登ってみるとなかなか。
リスボンの町は坂が多く、そこはちょっと高い場所だったからでしょうか?
上にある展望台からの眺めはけっこう良かったです。

でもね、この日はやっぱり雨が降ったり止んだりだったのです。
雨雲が1~2時間ごとに北側からやって来て、いきなりの大雨。
そして雨雲が南に抜けて行くとまた晴れる、実はそう言う一日だったんですよね。
展望台の上に着いた途端に大雨(涙)。
でもしばらく待っていたらこんなにきれいに晴れ上がりました。


展望台からのリスボン市内の眺め

山の上に見えるのはサン・ジョルジェ城です。

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雨雲は南側のテージョ川の方に抜けて行きます。

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これはリスボンの市電、路面電車です。
私達の泊まっていたホテルはこの市電28番の終点、おまけにこの28番は観光にもとっても便利な電車。
私達はこの市電のお陰でかなり楽に観光することが出来ました。

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そして次はリスボンと言えばこれ?
坂の多いリスボンならではの乗り物、ケーブルカーだ。
先ずこの一つ目のケーブルカー、これはビッカ線と言い、あの日本でVISAのコマーシャルで流れた風景なのある。
ここだけは今回、私も見に行こうと思ってました。

そしてちょうど着いたところがこのビッカ線の坂の上の場所。
でもこれに乗っちゃったら、途中のきれいな景色を見れないんだよね。
と言うことで、下りは徒歩で・・・ケーブルカーの横にはちゃんと階段も付いている。
帰りはもちろんこれに乗って・・・。
この日結局、リスボン市内にあるケーブルカー3つの全部に乗ったんだけど、景色はやっぱりここがいちばんきれいでした。

ビッカ線、上からの眺め

奥に見えるのはテージョ川です。
いかにもリスボンらしい風景ですね。

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ここはそのビッカ線の下側の駅

このケーブルカー、駅とは言ってもとても駅らしい建物はなく(きっと駅とは言わないだろう)、この様な上は普通の住宅?みたいな建物の1階から出ている。
お陰でこの他のケーブルカーの始発駅、見つけるのが大変でけっこう迷いました。

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これはラヴラ線、いちばん坂が急で乗る距離もちょっと長い。
ご年配の方なら必ず乗りたくなるだろう。
ここは乗る場所が大変分かり難く、観光客らしい人は誰も乗ってなかった。

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最後に乗ったのはこれ、グロリア線。
着いた途端発車しそうだったので、慌てて写真だけ撮る。

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こんなに3つものケーブルカーを全部制覇したツアー客は私達だけだろう。
坂道を上がったり下がったり、乗り場を探すのもなかなか大変だった。
きっと私一人だったら、最初に乗ったビッカ線で終わっていたことだろう。
一緒に観光した彼女が引っ張って行ってくれたからこそ・・・(笑)。
でも私も海外の乗り物はかなり好き、なかなか楽しかったです。

そうそう、ちなみにこのケーブルカーの料金は片道1.2ユーロ(だと思う)。
私達は市電、地下鉄、バスにこのケーブルカー、これら全てを一日乗り放題できるチケットを買っていたから全て乗り放題。
この一日券、確か4ユーロもしなかったと思うので、もう十分に元は取って楽しむことが出来ました。
リスボンを観光する機会がある方、このチケットはお勧めです。

そして今日でとうとうポルトガル旅行記は終わりです。
短い日程でしたが、パッケージツアーと言うことでずいぶんいろんな場所を観光できました。
最初にも書きましたが、とても楽しかったです。
旅行会社さん、ツアーガイドさん、どうもありがとうございました。
パッケージツアー、ちょっと癖になりそう?また利用させてもらいます。

そうそう、旅の写真はもうしばらく続きます。
と言うのはこの日の真夜中、私達はポルトガルから日本へ向けて帰路につくのですが、アムステルダムで乗り換えるソウル行き(まだ日本ではない)の飛行機の待ち時間が7時間ぐらい。
と言うことでアムステルダムで途中下車?3時間ぐらいな市内観光に出かけます。
その時の写真がありますから旅の写真はもう少し・・・。

その後アムステルダムから更に日本ではなく、ソウルに到着。
ここの空港、名前を忘れましたが、昔行ったことのあるあの古い空港ではなくずいぶん大きくきれいな空港ができたんですね。
そこでまた3時間の待ち時間があり、でもお陰でそこでは念願のキムチ鍋を食べ(本場のキムチ鍋、美味しかったですよ)、そしてやっと関西空港へ向けて出発したのでした。
帰りはかなりの長い道のりでしたが、途中途中で楽しめましたから意外にも早く感じました。
それでは今度こそ、ポルトガル旅行記はこれで終わりです。



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